シエスタ文化経験者として思うこと

昼寝というと、保育園児がするものだ、という印象を受けるかもしれない。しかし、世界には伝統的に大人も昼寝をする習慣がある国がある。さすがに、現代ではその伝統は薄れつつあると聞くが、いわゆるシエスタと呼ばれるスペイン語文化圏に伝わる習慣だ。

私もわかり頃、そのような国の一つに2年間ほどすんでいた経験がある。赤道に近い国だったので、ちょうと正午過ぎには太陽が真上に登り、一年通して、直射日光の威力はすさまじい。午前中の仕事を一度切り上げて自宅に帰って昼食をとると、このシエスタをしていた。

大勢していたかどうかは定かではないが、商店などは確かにしまっていた。もちろん、スーパーマーケットのような、連続営業をしているところもあった。シエスタを1時間ほどすると、また午後の仕事に向かっていった。最初はあまりなれなかったが、次第にすっかり欠かせないほどになった。日本でも取り入れた高校があるといって、昼食後の5分睡眠が話題になっていたが、納得できる方法に思える。